風俗やキャバクラ店でよくある営業時間の謎
「まもなく電車が通過します…」そんなアナウンスが駅構内に響いたものの、一向に通過電車は姿を見せない。はて?ぼーっとしているうちに通過したのかな?とか考えていたら、轟音とともに通過する電車。まもなくというアナウンスから5分近く経っていたのでビックリしました。
私が経験したケースは稀かもしれませんが、「いつなの?」と思うような表現ってありますよね。
風俗やキャバクラ店でよくある営業時間の謎
風俗やキャバクラの求人情報を見ていると、勤務時間の欄に日の出やラストという謎の表現が存在しています。それって一体、何時なのでしょうか?
●日の出
最近は9時や10時など、朝から営業を開始するキャバクラや風俗店が増えてきました。中には日の出からというお店も。でも日の出って一体何時?と疑問に思いますよね。
実は、店外に日の出を確認するスタッフがいる…というわけではありません(笑)
日の出は季節や日によって変動します。そのため法律上でもはっきりとした時間の明記はないんです。だからといって夜中の3時や4時に日が出ることは今のところありませんので、ほとんどのお店では「大体6時頃」としています。
お店によっては、春夏は5時、秋冬は6時と季節ごとに変えているケースも。ただ、出勤できる女性が少ないなど場合によって時間を変えることもあり、明確な開店時間を表記できないという事情もあるのです。
●ラスト
キャバクラなどの水商売系でよく目にするのが「○○時~ラストまで」という表記。
それってお客様が帰るまで?お客様が朝まで居たら朝まで帰れないってこと!?
いえいえ、そんなことはありません。営業時間は基本的に午前0時または1時まで。
深夜(午前0時~日の出)に営業できる業種や地域は、風営法や各都道府県の条例で定められています。また、深夜営業をする場合は、各都道府県公安委員会に届出を行う必要があります。
それなら閉店時間の明記ができるはず…なのに「ラスト」と表記する理由としては「お客様の入り具合で早めに閉店する場合がある」や「週末や曜日・繁忙期などによって閉店時間が違う」というケースがあるからです。
ちなみに風俗店ではオープンからラストまでのことを「オーラス」と言います。例えば「明日はオーラスなんだよね~」と言うと、開店から閉店までのフルタイム勤務という意味になります。
風俗やキャバクラ店は、実は午前中が人気
こうした風俗や水商売の業界は、夜の方が稼げるだろうというイメージが強いですよね。でも世の中には、居酒屋などで朝まで働いていた人を筆頭に、タクシー運転手、ガードマンなど夜勤明けの男性が意外と多く、「午前中に癒されたい」と人気が高まっています。実際に日の出に出勤している女性からも「ちょっと稼げたら良いなって程度だったけど思った以上に稼げてる!」という声も多く上がっているんです。
無理して夜中まで働くよりは学校や仕事前の数時間で稼げたら良いのに…とお考えの女性は、日の出や午前中から営業しているお店がおすすめですよ。